イベントの集客を成功させる12のヒント
SNSやTwitterなどのソーシャルメディアが流行する一方で、今まで以上にリアルイベントへの注目が高まっている気がします。特に他者との対面のインタラクションを前提としたワークショップやカフェイベント、交流会などは、オンラインでは生み出せない価値を提供してくれる場として重要ですね。
しかしながら、せっかく良い場作りを企画・準備していても、その価値がうまく伝えられずに「集客」の段階で失敗し、当日人が十分に集まらない…というケースもよく見かけます。参加者が十分に集められないと、十分な収益が確保出来ないだけでなく、参加者同士のインタラクションを前提としたイベントの場合はイベントのクオリティそのものが低下してしまいます。
集客については僕も毎回頭を悩ませるのですが、これまでの経験から集客するために有効であろう「告知の仕方」について列挙してみました。
1.一言でイベントの内容や価値を表現出来るか?
一言で内容を説明できないイベントは人が集まりません。いくらイベントに対する情熱や思い入れがあったとしても、一言で説明出来ないイベントの告知文はどうしても冗長になり、告知文だけで読み手に価値は伝えることができないからです。簡潔に説明出来るまできちんとイベントのコンセプトを練り上げ、自分自身がイベントについてよく理解することがスタートです。当たり前のことですが、想いが強いほど疎かになるポイントですね。
2.特定のターゲットを思い浮かべて告知する
これまた当たり前のポイントですが、イベントのターゲッティング(対象決定)をきちんとしてそのターゲットに「向けて」告知文を書くことが重要です。どんな属性、特性のターゲットを相手に集客するかによって使う言葉も説明すべき情報も大きく変わってくるからです。宛先の無い告知文は、なんとなくそれっぽいことを書いているのだけど、結果的に誰にも刺さらない、人の集まらない告知文になってしまいます。
3.イベントの「ウリ」を明確にする
人が集まらないイベントは独自のウリがそもそも「無い」、あるいはあっても読み手に「伝わって無い」場合が多いです。ゲストが面白いならプレゼン内容やプロフィールを明示する、活動がおもしろいなら、活動の内容や魅力をきちんと伝える、イベントの空間や食事などが魅力ならば、その写真を掲載する、コンセプトが重要なのなら、その新規性や面白さを説明する、・・・などなど、目を引く「ウリ」を用意して、それをきちんと告知文の上で一読してわかるよう説明することが必要ですね。
4.重要な情報はなるべく冒頭に置く
自分がネットサーフィンしている時のことを思い出せばわかると思いますが、残念ながら、思ったほどイベント告知文は読んでもらえません。告知文は最後まで読んでもらえなければ集客に繋がりませんので、なるべく重要でキャッチーな情報を告知文の「冒頭」で出しておくことが重要です。イベントのウリやブランドはなるべく早出しする。前半で勝負を決めるつもりで告知文を書くと良いと思います。
5.参加するメリットを最低限提示する
参加者はこのイベントに参加することでどんな良いことがあるのか?参加するメリットを言語化し、最低限提示してあげることが重要です。これはやり過ぎるといやらしく、胡散臭くなってしまうのですが、ほどほどに最低限は書いておくべきですね。「こんなに良いイベントなのだから、書かなくてもわかってもらえるだろう…」と思ったら大間違い。読み手の想像力を過信すると痛い目にあいます。特に参加費が無料のイベントほどこれをサボりがちなので要注意です。
6. 読み手の共感を得るフレーズを入れる
(3)(4)(5)に意識を向けると、読み手にこちらの価値観を押しつけるおしつけがましい告知文になってしまい、相手の共感を得られません。読み手の現状や悩みに共感するフレーズを省略しないことが大事です。例えば、いきなり単刀直入に「あなたは○○すべきだ」「○○を教えてあげます」と宣告されるよりも、「~~は確かに悩ましい問題ですが、○○があります」「○○について一緒に考えませんか」と言われる方が聞く耳を持ってもらえるということです笑。
7.途中で沢山リンクを飛ばさない
イベントに申し込んでもらうことが「ゴール」だとすると告知文の冒頭(スタート)からゴールに至るあいだまで、余計な外部リンクを貼らない方がいいです。どうしてもゲストのウェブサイトや補足ページなどでリンクを貼りたくなりますが、ゴールまではなるべく一本道にしておいたほうが、申し込み率は高まります。
8.信頼を担保する
主催団体、主催者、登壇者プロフィール、連絡先など、信頼性を担保する情報はきちんと載せるべきですね。よくわからない人がやっている怪しいイベントには誰も参加しません。料金も明示すべきですね。無料なら、無料と必ず書いたほうがいい。「あれ?」「大丈夫かな?」と思ってしまうポイントをつくらないことです。
9.申し込みの労力や障壁を最低限下げる
基本的にイベントへの申し込み作業は面倒臭い作業ですので、申し込みへの障壁を少しでも下げておくことが重要です。例えばFAXでの申し込みなんてもってのほかですが、atmarkを@に変えてメールしなきゃいけなかったり、何回もクリックしないと申し込み出来なかったり…そういう微妙な障壁が申し込み率を下げてしまいます。チラシを配ってウェブに飛ばして…とかもダメですね。
※ただし、あえて障壁を設ける手法もあります。参加資格、参加試験、抽選、などによる希少性の演出など…
10.対象の棲息場所にゲリラ的に告知する
告知先も重要です。ターゲットの「棲息場所」を見極めて告知する必要があります。例えば感度の高い学生を集めたければ、mixiコミュよりTwitterが有効ですよね。また、一度の告知で参加者を一気に集めようとしてはいけません。告知文を初見の段階で即座に申し込みをする人はごく稀で、大抵は「あ、これ前にも見たイベントだ」→「参加してみよう」となります。そのため、一定期間の間にゲリラ的に何度も複数個所でターゲットの目に触れるようにすることが重要です。ブログ、Twitterなど複数チャネルを駆使するといいですね。そのためにも、広報期間を少しでも長めに取れるよう企画・準備はお早めに。
11.広報前にイベント開催を匂わせる
だんだんえげつないテクニックになってきましたが笑、告知開始前にイベントを企画していることを匂わせることも有効です。「今こんな企画してます。近日広報しますね。」とアナウンスするのです。(10)と関連しますが、こうしてじわじわとやることが結構効くのです。
12.ツイートする時は120文字くらいで
更に細かいテクニックですが、最近はTwitterで告知するケースも増えています。その場合、イベント情報を盛り込みすぎず、120文字くらいに抑えると良いです。140文字ギリギリだと「非公式RT」がされにくくなってしまうからです。文字に余裕があるツイートならば、「オススメです」「私も参加します」とか、気のきいた一言を添えてRTしてもらえる可能性が高まり、口コミに繋がります。
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うーん、疲れたの以上にしておきます。言語化してみると、自分でも出来ていないことがたくさんあります。全てを実践する必要はないと思いますが、気になったものをいくつか意識してみるだけでも効果は違うと思います。
ただし、誤解のないように言っておくと、これらは全てイベントの価値を「伝える」ための技術であり本当に重要なのはイベントそのものの価値を高めることであることは言うまでもありません。まず「良い場作り」ありきです。せっかく頑張って準備した価値のあるイベントだからこそ、正しく伝える必要があるのであり、あることないこと書いて告知文を偽って人を無理に集めても意味がありません。それを念頭に入れたうえで参考にして頂ければ幸いです。
そんなことより、こんなネタバレをしてしまって、今後僕のイベントの集客率が下がらないかが心配です(笑)











